中国は平和を愛する国家アル
海軍は周辺国に挑発的な行為を
とったことはないアルヨ
「力による行動は自制すべきだ」
「中国の主張は歴史的にも国際法上も争う余地がない」
2日の東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議では
南シナ海問題をめぐりフィリピンに日本や米国も加わって中国と激しい論争を
繰り広げた。
フィリピンのデルロサリオ外相は中国がフィリピン艦船とのにらみ合いの末
昨年に実効支配を固めたスカボロー礁(中国名・黄岩島)の「事件」を挙げ
「威嚇的だ」と厳しく批判
フィリピンが請求した国際司法機関での仲裁手続きに
「中国も同意すべきだ」と訴えた。
ケリー米国務長官は「力の一方的な行使は控えるべきで、国際法を尊重すべきだ」
とフィリピンに同調。
岸田文雄外相も、力による一方的な行動を慎むよう強調した
尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領有権問題を持ち出し、棚上げ論を打ち出した。
「われわれより知恵のある次世代の人に解決してもらうべきだ」と、1970年代に
当時の最高実力者、トウ小平が述べた言葉を繰り出した。
仮に日中の「棚上げ合意」があったとしても、彼ら自らが92年制定の領海法で
“合意”を破ったことはおくびにも出さない。
棚上げ論の表明は、中国が協調路線にカジを切ったようにみえるが
実際には軍による「世論戦」のマジックであろう。
副総参謀長は「無条件に妥協することはなく、国家の核心的利益を守る決心が
揺らぐことはない」と保険をかけた。
フィリピンのガズミン国防相が「南シナ海で実際に起きていることと全く違う」と
マジックの裏を突いた。
つい最近、張召忠少将が1隻の新型揚陸艦があれば
「1カ月もたたずに南シナ海の全島を奪回できる」と威嚇したことを忘れない。
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