米国のダニエル・ラッセル国務部東アジア太平洋担当次官補が去る9日
東京の米国大使館で日本記者と会見した内容の一部が共同通信等を通じて
韓国にも伝えられた。
ところが9日(現地時間)国務部が公開した会見内容全文をちゃんと読んで
みるとラッセル次官補の発言の中で共同通信報道には見られなかった
納得が行かない言葉が眼に触れた。
ある日本記者が「日本と韓国の関係がさらに悪化するのを防ぐには
どうすべきだと考えるか」と訊ねるとすぐにラッセルはこのように答えた。
「日本と韓国は自由市場経済と自由民主主義を選び、法治主義と人権
に深く献身する国で米国と近い同盟だ。」
他の言葉はともかく、日本を指して「人権に深く献身する国」というセリフは
非常に気に障った。
最も悪辣な人権蹂躙事例に当たる日本軍慰安婦蛮行を犯しても一言半句
の謝罪もない日本に対し人権に深く献身する国だなんて…。
米国連邦下院が全員一致で慰安婦蛮行糾弾決議案を採択したほど
米国内でも非難が起きている懸案について国務部の東アジア・太平洋政策
を実務的に総括する当局者が目を閉ざしているというのか。
いくら日本の人々に聞きやすい言葉でも良心上とても受け入れられない
言葉がある。
少なくとも人権問題に関する限り、韓国を日本と同格に扱いたい韓国人は
一人もいない。
ラッセルは引き続き「歴史問題が(韓日)関係の障害を招き、協力をより
一層難しくしている」とし、「(両国の)政治指導者は長期的国益を肝に
銘じて各自自制し、戦略的接近をしなければならない」と付け加えた。
最近の韓日葛藤が日本の安倍晋三政権の乱暴な右傾化から始まったこと
は火を見るより明らかなのに両非難論で事実上、日本の誤りをかばった
わけだ。
ラッセルは夫人が日本人で東アジア太平洋次官補任命当時から
韓日間問題で日本をかばって回るのではないかという憂慮が一部で
提起されていた。
その‘憂慮’が現実にならないか心配だ。
ソース:(韓国語) [World特派員ブログ]日本が人権に献身する国ですか
http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20130912017007
関連ニュース:米国:ラッセル国務次官補 日韓に「抑制」求める
http://mainichi.jp/select/news/20130910k0000m010052000c.html
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「日本が人権に深く献身する法治国家だと韓国人は絶対に認めない」 日本を高評価する米国高官
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