石井啓一国土交通相は5日
賃貸アパート大手レオパレス21に対し、建築基準法違反が
確認された全棟の改修を今夏までに終えるよう指示した
ことを明らかにした。
10月までの補修完了を目指す同社計画より
前倒しを求めた。
賃貸アパート大手の株式会社レオパレス21は、同社が
1996年~2009年に施工したアパートの一部で
建築基準法違反の疑いがある界壁工事の不備が
見つかったとして、施工したアパートの全棟調査を行
うことを発表しました。
6月20日更新:国土交通省は19日、レオパレス21の
アパートがある自治体に対して、建築基準法に違反
している物件がないか調査を依頼しており
先週末時点で
全国9自治体のあわせて17棟で建築基準法違反が確認
されたということです。調査は現在も進行中です。
賃貸アパート大手「レオパレス21」は2019年2月7日
施行物件で建築基準法に違反の疑いがある物件が
発見された問題を巡り、全棟調査の過程で新たに
法令違反の疑いがある箇所が複数発見されたと発表した。
外壁や天井の耐火性、遮音性などで基準値を満たして
いない可能性があることが確認された。
8日、各メディアの報道によると、レオパレスは天井の
耐火性能に不備が見つかった641棟の住人に対し
引っ越しにかかる費用はレオパレスが負担するとした
上で3月末までに退去を求めているという。
石井 啓一(いしい けいいち
公明党所属の衆議院議員(9期)国土交通大臣(第20・21代)。