日本の橋本龍太郎元首相が7人の慰安婦に謝罪した様子を
収めたビデオが存在するという。
1997年1月に撮影されたもので、慰安婦の1人は涙を流して
激しく嗚咽した。
だがこの映像は20年以上も公開されることなく、南朝鮮側
の都合でお蔵入りになっていた…。
今知られざる歴史の真相が明らかになる。
「慰安婦涙の“感謝”映像」はなぜ封印されたのか
2/26(火) 11:00配信 NEWS ポストセブン
3・1独立運動記念日を控えて高まる反日気運の中
やはり問題は蒸し返された。
徴用工裁判、レーダー照射で日韓関係がこじれたこの時に
南朝鮮が持ち出してきたのは、またしても「慰安婦問題」
という切り札だった。
南朝鮮の文喜相国会議長は
「慰安婦問題の解決には日王の謝罪が必要」と発言
日本政府の撤回要求にも
「盗っ人猛々しい」とまで言い放ち、日姦両国を燃え上がら
せている。
だが、そもそもその要求は、当事者の気持ちを代弁して
いるのだろうか?
元慰安婦たちの本心が記録された「秘蔵映像」からは
全く異なる真実が見えてきた。・・・
総理からの手紙」に嗚咽
数奇な運命を辿ったDVDがある。
『ふりかえれば、未来が見える ~問いかける
元「慰安婦」たち~』と題されたドキュメンタリー
が収録されたものだ。
実はこの映像は
1998年の制作以来、20年あまりの間、公開されること
なく封印されてきた。
日姦関係の狭間で埋もれていたこの作品を、私はある
関係者から独自に入手した。
映像は1997年1月、ソウル・プラザホテルで行なわれた
セレモニーの様子から始まる。
〈7人の元「慰安婦」の方にお詫びと償いが届けられた〉
と日本語のテロップが入り、チマチョゴリの正装で集まった
元慰安婦らに対して橋本龍太郎・首相(当時)の署名入り
の手紙が読み上げられた。
〈私は、日本国の内閣総理大臣として改めて、いわゆる
従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり
癒やし難い傷を負われたすべての方々に対し、心から
おわびと反省の気持ちを申し上げます〉(映像より)
沈痛な面持ちで手紙の朗読を聞いていた元慰安婦の
一人はハンカチで顔を覆って激しく嗚咽した──。
いま、慰安婦問題を巡って再び日韓が“衝突”している。
火をつけたのは国会議長の「天皇謝罪要求」だが
これには伏線があった。
契機となったのが1月30日付の米紙ニューヨークタイムス
の記事だった。
同紙ソウル支局長チェ・サンフン氏が、元慰安婦である
金福童さん(享年92)の死亡記事で「(日本政府は
元慰安婦の)女性への正式謝罪や補償を拒絶し
続けてきた」
などと書いたのだ。
日本外務省はこれに即座に反応し、大菅岳史・報道官は
「日本政府は数多くの機会において元慰安婦に対する
誠実な謝罪と悔恨の念を伝えてきた」との反論を公表した。
議長が米メディアで発言したのはこの直後だった。
日本政府は正式謝罪や補償を拒絶し続けてきた──
それが“嘘”であることを証明しているのが、冒頭に
紹介した秘蔵映像だ。
橋本首相の手紙の言葉を、元慰安婦たちが真剣な表情で
聞き入るシーンは印象的だ。
当時、日本は1995年に設立された「アジア女性基金」を
通じ、慰安婦問題の解決を目指していた。償い金の支給や
首相の手紙を元慰安婦に渡す活動に取り組んできたのだ。
しかし、南朝鮮世論は冷淡だった。
「実はこのプラザホテルでのアジア女性基金のセレモニー
は、参加した元慰安婦の名前も公表せず極秘裏に
行なわれた。
南朝鮮では女性基金の活動に対して激しいバッシングが
起き、南朝鮮の市民活動家たちからは
『日本の汚い金を受け取るな』と口汚い攻撃があった
からです」(基金関係者)
そんななか、慰安婦問題の記録と、基金の活動を広報
することを目的に『ふりかえれば、未来が見える』の
制作は行なわれた。
映像には日本語の字幕がつけられており
英語、韓国語、支那語版も作られた。
「日本側は当初、映像作品を国際会議などで上映し
慰安婦問題や基金の活動を南朝鮮及び世界に向けて
発信する予定でした。
作品のプレビュー(試写)には基金のスタッフだけでは
なく内閣府の審議官等も参加していて政府公認の
作品となるはずでした」(同前)
しかし同作品が日の目を見ることはなかった。
上映されることなくお蔵入りとなってしまったのだ。
「非公開の理由は公表されていませんが、基金を所管
する外務省は当時、作品を公開することで、再び南朝鮮内
でバッシングを受けることを怖れていたようです」
(外務省関係者)
日本の首相の手紙に元慰安婦たちが涙するという貴重な
映像は、こうして封印された。・・・
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190226-00000013-pseven-kr
日本の悪い癖だね。日本は底抜けにお人よしだ。
根っからの善人国家なんだよ。
だからこの映像を公開して南朝鮮へ圧力に掛けようという
知恵を働かせることがない。
元慰安婦が傷つけられることを本気で恐れて、南朝鮮へ
の外交カードを自ら封印してしまったんだ。
◆靖国神社を訪れた元慰安婦
映像作品の元慰安婦へのインタビューで明かされて
いるのは、日本軍の暴力や、非情な仕打ちの数々だ。
その一方で、これまで語られることのなかった日本兵と
慰安婦の“親交”についても明かされている。
例えば元慰安婦のチン・ギョンベンさんは、連行された
先で知り合ったタナベアキラという海兵との恋について
語っている。
アキラは彼女の写真を持ち歩き、結婚の約束まで
交わしていたという。
しかし、出撃命令が下りアキラはそのまま戦死してしまう。
チンさんはお互いの腕に万年筆で名前を彫ったと
寂しそうに当時を振り返っている。
元慰安婦としていち早く補償請求裁判の原告となった
金田君子さん(本名非公開・軍隊名)は、戦地で看護師
の役目もこなしたと語る。
・・・
後年、金田さんは靖国神社を訪れている。戦没者の墓が
あると思っていたのだ。
〈(兵隊は)靖国神社の花の下に行くといっていた。
(でも)靖国神社には何もない。白い鳩しかいなかった〉
靖国神社を訪れたことで、金田さんは白い鳩に日本兵
たちの思い出を投影させるようになったという。
様々な愛憎を赤裸々に語る元慰安婦たち。
これは韓国で信じられている元慰安婦を単純に
「悲劇の少女」とする物語とは、一線を画すものばかりだ。
こうした真実の記録が封印されてしまったことは
ある意味、慰安婦問題の宿痾を象徴しているといえる。
・・・