日英同盟“復活”の兆し
日英2プラス2開催し防衛協力強化
日英両政府は
英ロンドンで外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開催する。
日英2プラス2は3回目で、両国は近年になって急速に
安全保障協力を拡大している。
核・ミサイル開発を進める北朝鮮や支那の軍拡をにらみ
米国を共通の同盟国とする日英間で利害が一致
しているからだ。
大正12(1923)年の失効から約100年を経て
日英同盟が「復活」の兆しをみせている。
小野寺五典防衛相は
13日に羽田空港を出発、河野太郎外相も訪問先のパリ
から英国入りする。
英側からはジョンソン外相、ウィリアムソン国防相が出席する。
2プラス2では安全保障協力の行動計画を策定し
装備品の共同開発や共同訓練などの強化で合意する見通し。
両政府は空対空ミサイルの共同開発を進めており
来年度からは試作品を製造する方針だ。
日英の安全保障協力は急速に進んでいる。
昨年10、11月には英軍の戦闘機が初めて日本で自衛隊
と共同訓練を実施。
今年1月には物品役務相互提供協定(ACSA)を締結した。
8月にメイ首相が来日した際は
日本にとって欧州諸国とは初の安全保障共同宣言を発表。
来年には新造の英空母がアジア太平洋地域に展開する
予定で、自衛隊との共同訓練も計画されている。
英政府は
2015年に発表した国家安全保障戦略で、戦後初めて
日本を「同盟」と明記した。
河野氏も
「今までのパートナー国から同盟国へという形で関係を
強化していく」と意気込む。
防衛省幹部は
「欧州連合(EU)から離脱した英国は孤立したくない
事情がある。
支那よりも日本のほうが付き合いやすいという判断もある」
と分析する。
日英両国がお互いを「同盟」と呼ぶのは象徴的な
意味合いが強い。
ただ、英国は朝鮮戦争時の国連軍派遣国で、北朝鮮有事
の際は参戦する可能性があるほか、支那による一方的な
海洋進出も共通の懸念だ。
政府は英国を
「自由で開かれたインド太平洋戦略」を進める上で
重要なパートナーと位置づける。
外務省幹部は
「特に保守党政権はインドとの関係が強く、海洋国家だ」
と述べる。
インド太平洋戦略をめぐっては
トランプ米大統領も11月のアジア歴訪で日本に同調する
姿勢を打ち出した。
旧日英同盟は米国の圧力に押された英国が破棄を
決断したが、21世紀の日英同盟は米国の存在がむしろ
強化要因となっている。
http://www.sankei.com/politics/news/171212/plt1
712120042-n1.html
つまり
北朝鮮が日本に攻撃→アメリカとイギリスが
北朝鮮に攻撃しても国際法上問題ない。
まさに集団的自衛権。
支那が嫌がるなら正解。