本日、71回目の終戦記念日を迎えるにあたり
先の大戦で犠牲となられたわが国並びに全ての国の
英霊に対し、謹んで哀悼の誠を捧げます。
今、私たちが享受している平和と繁栄は
戦争によって命を落とされた多くの方々の尊い犠牲の上に
築かれていることを深く心に刻むとともに
二度とわが国は戦争への道を歩まないと強く
決意いたします。
戦後、わが国は一貫して平和国家の道を歩み続け
国際社会の一員として世界の平和と安定の構築に大きな
役割を果たしてまいりました。
今後も引き続き平和外交努力を重ね
「積極的平和主義」の旗の下、アジア太平洋地域をはじめ
世界の平和と安定のために、一層力を尽くして
いかなければなりません。
同時に、国際情勢が絶えず変化し
日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増す中で
平素からの備えを万全にし、国民の命と平和な暮らしを
守り抜かねばなりません。
その責任を全うするため、昨年には平和安全法制を
成立させ、国民を守るための切れ目のない安全保障体制
を整備いたしました。
引き続き国民のご理解を求めながら
私たちの子や孫の世代に平和な日本を引き渡していく
努力を続けてまいります。
わが党は
平和と自由を愛する国民政党として、先人が築かれた
平和国家としての日本を次の世代に引き継いでいくとともに
わが国が世界の平和と繁栄にさらに貢献できるよう
全力を尽くしてまいります。