菅義偉官房長官は
4日の会見で、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて
開かれた国連安全保障理事会の緊急会合で非難声明が
採択できなかったことについて
「反対する国がいた。
そうした国が現実的に存在していることは極めて遺憾だ」
と述べた。
北朝鮮が3日に弾道ミサイルを発射したことを受け
国連安保理は日本時間の4日未明に緊急会合を開催した。
日本の別所浩郎大使は「北朝鮮の行為は安保理決議に
明白に反するもので断じて容認できない。
日本の排他的経済水域(EEZ)に落下したことは日本の
安全保障への重大な脅威で許しがたい暴挙だ」
などと発言したが、非難声明の採択にはいたらなかった。
支那の大使が非難声明に慎重な姿勢を示した
ことについて菅官房長官は
「全体とすれば日本の発言に賛同する声が圧倒的に
多かったが、そうした(反対する)国が現実的にいるということだ。
引き続き安保理理事国と緊密に連携をとって、しっかり
対応していきたい」と語った。
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北朝鮮への非難声明に反対する国が存在、極めて遺憾
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