伊集院光: 止められた方からしてみると、凄く難しいのは
「集会の自由とか、言論の自由みたいなところの
兼ね合いはどうなのよ?」
という話になるじゃないですか。
今回、止められた側の意見に全く賛成ということはありませんが
でも、色んな意見を言える自由はあるべきなんだと思います。
そうじゃないと、むしろ向かい風で、中立にいる人も
似た意見を持った人は
「ヘイトなんだ」と決め付けをしかねないし
今後、その使用許可を与える側も、前例として多分
ヘイトの可能性があるから止めているのは
確かなんだけれども、
レッテルを貼られていく、もっと冷静に、もうちょっと
緩めの主張をしている人も、同じ扱いを受けてったりする
ことがあると思うんですね。
僕はマイナスになることが多いと思うので
そこは多分、慎重にするべきだし。
逆に言うと、さらにそこから反対する側からしても
まあ何でしょうね、難しいのはじゃあ
「帰れ!帰れ!」という怒号をあげちゃったりとか
「帰れ!」みたいなパネルを上げちゃうのは
やっぱり俺、違うと思うんだよね。
そこは、なるべく話し合っていくべきだし、分かり合って
いくべきだと考えると、ちゃんと話し合いを進めるためには
冷静であった方が良いとちょっと思いますね。
それはあまり強くやっちゃうと、結局
言論弾圧になるんじゃないということですもんね。
川崎ヘイトデモ「冷静な対応を」
混乱巡り国家公安委員長
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG09H50
Z00C16A6CC0000/
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伊集院光「ヘイトデモは言論の自由。規制は慎重にするべきだし反対派は言論弾圧」
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