大麻(たいま)ないしマリファナ (marijuana)
アサの花冠、葉を乾燥または樹脂化、液体化させたもの。
これに含有される化学物質カンナビノイド
(約400種類の合成物の一つ特にテトラヒドロカンナビノール
(THC))には様々な薬理作用があり、嗜好品や医薬品として
用いられる。
個人による所持や使用について法規制を設けている国が多い一方
先進国を含む一部の国や州においては合法あるいは非犯罪化
されており、身体的・社会的有害性についての評価は地域ごとに
差がある。
日本においては、大麻取締法により
大麻の所持、栽培、譲渡等に関して規制があり、その取扱には
当局の許可を得ることが必要(免許制)であるが、実際の運用に
おいてはほとんど許可を出さないのが実情である
以前から、日本の伝統産業の復活に精力的だった
安倍昭恵首相夫人。
これまでもコメづくり、酒づくり、会津木綿や柳井縞の
農作業着づくりなどにチャレンジしてきた。
そして今、縄文時代から続いている日本の大麻づくりにも
強い関心を持っているのだという。
「今年の6月、プライベートで鳥取県智頭(ちづ)町を
訪れたんです。
智頭町では、伝統的な大麻の栽培を復活させることで
過疎化・高齢化対策、町おこしに繋げているということを
知り、興味を持ちました」(安倍昭恵首相夫人)
◆「大麻で町おこし」を行う鳥取県智頭町
鳥取県東南部に位置する
人口約8000人の小さな町・智頭町では、寺谷誠一郎町長
が中心となって町おこしを精力的に進めている。
寺谷町長は、山や森に新たな価値を与えて町全体を
“森の博物館”にしようと考えた。
子供を山の中で自由に遊ばせる「森のようちえん」や
森の効用を科学的に数値化した「森林セラピー」といった
プロジェクトを、住民を巻き込んでスタートさせたのだ。
「そして、いま町を盛り上げてくれているのは何といっても
『麻』なんです」と寺谷町長は語る。
大麻栽培を始めたのは2013年
この町に移住してきた上野俊彦さんが「栽培免許をとりたい」
と寺谷町長に相談したことがきっかけだ。
「最初はびっくりしました。
しかし大麻は古来から使われている『麻』のことなんだと。
よくよく話を聞いて、さまざまな用途に使えるとわかりました。
現在の産業用大麻は麻薬成分(THC)のない品種。
安全な大麻で産業を起こせば、耕作放棄地の解決にもなる
と思ったんです」(寺谷町長)
智頭町の歴史をひも解けば
60年前までは大麻栽培がさかんに行われていた。
林業が低迷するなか、伝統産業を復活させたいと考える
上野さんの支援を、寺谷町長は決意する。
◆麻はすべての部分を有効に使える植物
現在も「麻布」「麻生」「多摩」など、麻にまつわる地名
が全国各地に残っていることからもわかるように
かつて麻は日本人にとって生活の一部だった。
「麻」とは大麻、苧麻、亜麻などの総称で、日本に自生
するものの多くは「大麻」と呼ばれている。
「麻はすべての部分を有効的に活用できる植物なんです。
麻布や麻糸が衣料として使われるだけでなく、茎の繊維は
紙や断熱材、バイオプラスティックの原料にもなり
芯の部分は家畜の飼料や建築材にもなる。
麻の種(実)は食品として活用できるし
油は食用油や化粧品、空気を汚さないバイオ燃料にも
なります。
そのうえ
成長が早く二酸化炭素を大量に吸収する麻の栽培は
地球温暖化対策としても効果的だそうです。
さらに、日本ではまだ認められていませんが、医療用
としても大いに活用できると思っています」(昭恵夫人)
12/8発売の週刊SPA!では
昭恵夫人の大麻に関するインタビューと、「大麻で町おこし」を
行っている鳥取県智頭町の視察リポートを掲載。
「日本古来の文化である『大麻文化』を取り戻したい」と語る
昭恵夫人。
首相夫人の行う「大麻解放運動」に、今後も目を離せない!?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151208-01000384-sspa-soci
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