台湾総統選
国民党候補に洪氏 民進・蔡氏と女性対決へ
台湾の総統選挙(大統領選挙)は 2016年1月16日(土)
に投開票が行なわれることが決まった。
民進党の候補は蔡英文(ツァイインウェン)主席(58
台湾の与党・国民党は19日
立法院副院長(国会副議長)の洪秀柱(ホンシウチュー)氏(67)
を来年1月の総統選公認候補に決めた。
最大野党・民進党の候補は
蔡英文(ツァイインウェン)主席(58)で
二大政党の候補者がともに女性になるのは初めて。
ただ、洪氏は苦戦が予想され、立候補を模索しているとされる
親民党の宋楚瑜(ソンチューユイ)主席(73)に国民党票が
流れる可能性もある。
「国民党が総統選を勝ってこそ、平和や(経済)開放路線
価値観を守ることができる」
19日に台北市であった党代表大会で公認候補に決まり
洪氏は気勢を上げた。
国民党は昨年11月の統一地方選で惨敗し
強い逆風にさらされる。
これまでの総統選では有力者が早くから候補者の地位を
固めていたが、今回は朱立倫(チューリールン)主席や
王金平(ワンチンピン)・立法院長らが立候補を見送り。
「2軍」とも評された洪氏が予想外の勢いを得て公認要件を
満たし、候補者になった。
国家アイデンティティと総統選挙の支持構造の関係
2016年予想図
小笠原 欣幸氏
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