衆院平和安全法制特別委員会は12日一般質疑を行った。
中谷元(げん)防衛相は安全保障関連法案によって
日本への攻撃が発生した事態
▽日本が集団的自衛権を行使する事態
▽グレーゾーン事態--などで他国軍との協力が
拡大すると説明。
「互いのニーズが一致し法律の要件を満たせば
日豪および日米豪の協力が可能になる」と述べ
米軍以外ではオーストラリア軍との協力を想定して
いることを明言した。
民主、共産両党は特別委を欠席し
質疑は自民、公明、維新3党で行われた。
中谷氏は自衛隊の活動範囲拡大に伴うリスクについて
「新たな任務は新たなリスクが生じる可能性があるが
安全対策を講じて送り出す」と述べた。
ただ、その後も維新の党の委員から繰り返しリスクに
ついて問われると
「法律に伴うリスクが増える可能性はあるが、リスクは
極小化させる」と答弁。
この日は問題にならなかったが、今後、野党から追及
される可能性がある。
自衛隊による他国軍への後方支援で重要影響事態
法案と国際平和支援法案をどう使い分けるかについて
中谷氏は「いずれの要件にも該当することはあり得る」と
したうえで
「まずは重要影響事態法の適用を検討する」との見解
を示した。
重要影響事態法案は
日本に重要な影響がある場合に他国軍を後方支援し
国際平和支援法案は国際紛争に対処する他国軍
を支援する
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