LINEで特定の言葉を含んだメッセージを送ろうとすると、警告文とともに
送信がキャンセルされる―いわゆる「検閲」機能が存在する
中国のニュースサイト「自由電子報」などが報じています。
ネットでの発言にはやたらとうるさい中国、中国版のLINEである『LIANWO
(连我/リアンウォ)』で特定のキーワードを書きこむと、以下のメッセージが
表示されるそうです。
您發送的消息包含敏感詞
請調整後再發-----
訳:あなたの送ったメッセージには「敏感詞(NGワード)」がふくまれています。
調整して送りなおしてください。
LINE台湾の副社長・陶韻智(スティン・タオ)さんは、この件について
facebookで次のようにコメントしています。
いわく、この機能(メッセージのブロック)は中国の法律で義務づけられている
ものだそうです。
検閲チェックはアプリ内で完結するもので、運営サイドにメッセージが送られて
いるわけではない、とのこと。
この検閲は中国のLINEユーザーにだけ影響するもので、日本のユーザーの
メッセージは検閲されていない―ってことでOK?
追記[2013/05/22]LINEによると、メッセージブロック機能を搭載しているのは
中国版LINEである「LIANWO」だけだそうです。
Googleなどで手に入るふつうのLINEには、この機能は搭載されていないとのこと。