[ニューヨーク 11日 ロイター] - 調査会社イプソス・パブリックアフェアーズが
11日に公表した各国の医療制度に関する調査によると、過去5年間の
制度改善について最も評価が高かった国は韓国という結果が出た。
2位はアルゼンチンで、日本も3位に入った。
この調査はロイターとイプソスが今年1月、アジアと欧米15カ国の
約1万2000人を対象にインターネット上で行ったもので、医療制度の利用し
やすさや患者の医療体験などがこの5年間でどのように変化したかを尋ねた。
4位以下はベルギー、オーストラリア、米国などが続いた。
一方、最下位はスペインで、ハンガリー、イタリア、フランスなどでも制度改善に
対する評価が低かった。
調査を実施したイプソス・パブリックアフェアーズのジョン・ライト上級副社長は
この調査が利用者の評価に基づいているため、各国の医療制度の優劣を
ランク付けするものではないとしながらも、当局が患者の求める医療サービス
の中でどういう点が不足しているかを知る一助になると話している。
★韓国で火病注意報
1995年、米国精神医学会は火病を'hwa-byung'と韓国語の発音のまま病気目録
に登録して抑圧文化の中に現れる韓国人特有の文化欠陥症候群と定義した。
この様な火病は過去、姑嫁間や夫婦葛藤などで主婦が主に体験する疾患
だった。
最近、10~20代の間で「自分も知らないうちに」火病を訴える事例が急増し
ている。
変に胸が息苦しく、お腹の調子が悪くて病院に行ったところ「火病」という診断を
受ける事例が増加しているという。
高麗第一神経精神科キム・ジンセ院長は「火病を訴えて訪ねてくる20代患者が
過去に比べて半分以上増えた」と話す。
キム院長によれば、いわゆる火病は正確に言えば「ストレス性疾患」だ。
火病は、普通セロトニン分泌異常などの精神科的な要素、怒りの対象から体験
する心理的な要素、そして激しい競争社会構造の中で発現する社会的な要素を
通じて現れる。
このうち、20代の火病は就職氷河期、実績蓄積、昇進戦争など日増しに激烈
な競争を要求する最近の社会の雰囲気で広がっている。
ストレスに持続的に曝されれば食欲不振、胸の痛み、不安・いらだちから激しい
うつ病まで色々な心理的・身体的な症状が現れる。
火病はうつ病と大差ないほど症状が深刻になれば精神科的な相談を受ける
ことが役に立つ。
20代火病患者がよく訴える胸の痛みや胃腸病などは心理的な苦痛が悪化
して身体的な症状として現れるが、これを「心身症」という。
心身症を訴えるキム・ヘラン氏は「膨大な業務量のために昼夜、週末なしで仕事
に没頭しており、簡単に休めない。
火病というものも知らなかったので、あえて治療することは考えられなかった」
と話した。
キム院長は「火病をなくす最も良い方法はストレス状況自体を避けること」
と言う。
だが会社員が業務上に受けるストレス状況をいちいち避け通すことは容易で
はない。
だから積もったストレスをその時その時解くことが重要だ。
だが火病に苦しめられる大部分の会社員の場合、食べて寝る日常自体を
規則的にすることが難しいため、ひとまず「自分だけの脱出口」を探すことが
必要だ。
特にキム院長は「昼休みなどを利用した運動や散歩、音楽リスニング、文を書く
こと、会話することなど自分だけの趣味の生活でも方法を探してその時その時
ストレスを解消した方が良い」と助言した。
小和田雅子はまさにこれですね
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医療制度改善度ランクは韓国が1位、火病が深刻なんだね
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