仮設住宅の小さなこたつに、年越しの料理が並んだ。
穏やかな年の瀬となった大みそかの夕(ゆう)餉(げ)
仙台市若林区の沿岸部にある自宅を津波で流された漁師
佐藤吉男さん(79)一家が顔をそろえた。
中央には尾頭つきのナメタガレイの煮つけが鎮座している。
10日前-。「なんぼ高くっても買うよ。俺が生きてるうちは」。
日本一といわれる仙台湾の赤貝漁でならす佐藤さんが怒鳴る
ように言った。
「今年は本当に高いのよ」。
次女の優子さん(51)がとりなした。
仙台の人々は「ナメタを食べないと年が越せない」という。
食べ方はまず煮つけの身を食べ、ビリンコと呼ばれるヒレと
皮を口に運ぶ。
身が残った骨にお湯を注いですする。
残したつゆは翌朝、煮こごりを熱いご飯にかけて食べる。
味つけは家庭それぞれだ。
砂糖、しょうゆ、みりん、酒で甘辛く煮詰めるのが一般的だが
佐藤さんの妻、さちきさん(78)は「私はね、砂糖の代わりに
ざらめを使うの」。優子さんが言った。
「母の味は、ざらめ独特の上品な味。ナメタを食べると
年越しだね、お正月だねと特別な気持ちになる」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/
140102/dst14010211040001-n1.htm
カレイは煮付けが最高だよな 生姜ガリっと効かせた奴
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【 4人前の材料 】
カレイ … 1切れ100~150g程度×4枚
※今回は1匹を半分にしたものを4切れ使用
生姜 … ひとかけ
ねぎ … 2~3本
濃口醤油 … 30ml(大さじ2)
みりん … 30ml(大さじ2)
砂糖 … 大さじ1弱
酒 … 90ml(大さじ6)
甘辛く炊いて美味しいものを
魚を入れた鍋の空いた箇所に入れて一緒に
炊き上げるので、お好みで。
今回はねぎを合わせました。
カレイの煮付けの下ごしらえ
カレイは頭を落として、1切れ100~150gほどになるように
切り分けたものを用意します。
※今回はイシガレイ(石鰈)を使用。1匹270gだったので
2匹分をそれぞれ半分に切って合計4切れで煮付けることに。
また、生姜は皮をむいて繊維をたつように薄切りにし
ねぎは4~5cm幅に切っておきます。
※イシガレイには皮に硬い部分があるので
(基本的には、魚屋で取り除いてもらえていると思いますが)
硬い皮がないか確認し、石状の皮があれば包丁で切り取って
おきましょう。
※カレイの鮮度が悪いようなら、一度霜降りを行うとよいです
魚を煮付ける時は、魚同士が重ならないように煮るのが
大切なので、カレイを多めに煮る場合はフライパンなどを
使うとよいです。
ここでは4切れのカレイとねぎを入れた時に、ちょうどまんべんな
く広がるサイズのフライパンを使用。
煮付けに使う鍋が決まれば、鍋に調味料(醤油、みりん、酒、砂糖)
と水を加え、生姜の薄切りを加えてから火にかけます。
カレイの煮付けのレシピ/作り方
鍋に合わせた煮付けの煮汁が沸いたら
そこではじめてカレイを鍋に入れます。
カレイを入れた後は、ねぎの白い部分をカレイと鍋の間に入れます。
それからカレイの上に落し蓋を落とし
少なめの煮汁がカレイ全体にいきわたるようにします。
※カレイの頭が煮汁から出ているので、落し蓋は必ず必要
なければアルミホイルなどを切って丸く形づくって使うとよいです。
火加減は中火~中火より少し弱めの火加減にして5~6分煮ます。
(落し蓋orアルミホイルの下で、煮汁がしっかりと沸いている
状態を保ちましょう。
これはつまり、頭を出したカレイの上部にも煮汁がいきわたって
美味しく煮上がるということ!)
カレイの煮付けの作り方の仕上げ
5~6分経ったら、落し蓋を取って、ねぎの青い部分を加えます。
スプーンを使ってたまに煮汁をカレイの上にかけながら
3~4分煮て、煮汁を少し煮詰めます。
煮汁をなめてみて、魚の身をつけて食べてちょうどよい頃合を
見計らって火を止めます。
盛り付ける時は、カレイの身にたっぷりの煮汁をかけ
煮汁につけながらいただきます。
好みで針生姜などを添えても美味しいです。
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