テレビの有料放送を料金を払わずに見られるように情報が書き換えられた
B-CASカードをインターネットを通じて購入し、複数の有料放送を不正に
視聴していたとして、警視庁は都内に住む会社員や主婦など男女43人を
一斉に検挙しました。
B-CASカードによる不正な視聴の
集中取締りは全国で初めてです。
B-CASカードは、デジタル放送を見るためにテレビなどに差し込んで使うカードで
警視庁は料金を払わずに有料放送を見られるように情報が書き換えられた
B-CASカードをインターネットを通じ1枚2万円ほどで販売したとして
さいたま市の男ら4人を不正競争防止法違反の疑いで逮捕し、4人はすでに
有罪判決を受けています。
警視庁が販売先を調べたところ、都内に住む24歳から66歳までの会社員や
自営業者、主婦など男女43人がカードを購入し、映画やスポーツなどの複数
の有料放送を不正に視聴していたとして、不正作出私電磁的記録供用の疑いで
一斉に検挙し、このうち27人を26日までに書類送検しました。
警視庁によりますと、男女は調べに対し「検挙されるとは思わなかった」とか
「正規に有料放送を見ると支払いが大変だから」などと供述しているということです。
B-CASカードによる不正な視聴の集中取締りは全国で初めてです。
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