防衛省は中国軍の無人機の日本周辺での飛行が初めて確認されたのを受けて
無人機が日本の領空に近づいた際の対処方法の検討を進めていて、 万が一
領空を侵犯して、国民の安全が損なわれかねない事態となった場合
撃墜も視野に対応することにしています。
今月9日、防衛省が東シナ海で国籍不明の無人機1機が飛行しているのを
確認し、航空自衛隊の戦闘機が撮影した写真を公表したところ、中国国防省
は直後に中国軍の所属だと認めました。
防衛省は中国軍の無人機が以前から東シナ海で飛行訓練を行っているのを
把握しており、中国が海洋進出を活発化、今後、無人機が日本の領空にさらに
近づいて来る可能性があるとみて、そうした際の具体的な対処方法の検討を
進めています。
これまでの検討では、無人機は有人機と違い、無線やパイロットのサインでの
警告が通じない可能性が高いとして、 万が一、領空を侵犯して、国民の安全
が損なわれかねない事態となった場合、撃墜も視野に対応すること
にしています。
防衛省では、今回、飛行していた無人機は中国が「翼竜」と呼ぶ地上の
攻撃能力もある無人偵察機の可能性もあるとして、その飛行の意図や能力
などについて、さらに分析を進めるとともに沖縄県の尖閣諸島周辺を中心に
監視を強めています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130917/k10014583251000.html
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領空侵犯の無人機 撃墜も視野に対応
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