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Channel: 莉緒のきまぐれブログ
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日本の防衛は日本軍のみに非ず、もののけたちも一丸となり戦った

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日清戦争の戦場での話。
当時、日本軍は兵站線(平たく言えば、補給路)も満足に確保できず、糧食も
逼迫していました。
前線の兵たちは満足な食事も摂れず、飢えと疲労から激戦の最中に睡魔に
襲われ、こんこんと眠ってしまう兵が後を絶たなかったそうです。ある小隊が
敵軍と懸命に戦っている時、ある一等兵が襲ってくる睡魔に負け眠りに落ち
てしまいました。はっと目を覚ますと、前方には敵の銃火をものともせず縦横
無尽に戦場を駆け巡る数十騎の騎馬兵の姿がありました

騎馬兵は日本軍でも清軍でもない服装をし、赤い帽子を被っていました。
しかし、彼らは日本軍に味方し、敵兵を薙ぎ倒していきます。
他の兵も皆騎馬兵を目撃し「あの騎馬兵はどこの部隊だ」と不思議がり
ながらも勇気づけられました。赤い軍装の無敵の騎馬隊。井伊直政や真田
幸村等の「赤備え」を彷彿とさせ、因みに、これを裏付ける話は、たぬきの
本場・四国の徳島県や香川県に多く伝わっています。日露戦争の時、日本
の苦戦を伝え聞いた徳島の金長だぬきが豆だぬき達を引き連れて戦地へ
出かけ、ロシア軍を翻弄したとか。


(ロシア軍側にも、いくら銃弾を浴びても死なない日本兵の部隊の出現に
前線のロシア兵が大いに恐れおののいた…と言う記録が残っています)
また、高松の浄願寺に住むはげだぬきが家来のたぬきを兵隊にし、自分は
将校となって日本軍を助けた等のお話もあります。
第二次大戦になると、ミッドウェイで敗走する日本艦隊を天狗の大群が
護ったとか、特攻隊が敵機に襲われた時に魑魅魍魎・妖怪の群れが現れ
敵機をやっつけた…等のお話が残っています

 

藁にも縋りたいと言う前線の兵士達の間に流布した噂だとは思いますが
助けてくれるのが普段は人間をなやます化けだぬきや妖怪である所が
面白いですね。
でも、どうやらもうそう言う助けも期待できないかもしれません。
日本では自然が破壊され、たぬきはおろか妖怪たちも絶滅の危機に
晒されていますので…。



大東亜大戦の戦場での話。

「大東亜大戦時、敗走する日本軍が米軍領のキスカ島に上陸した作戦は
完全に失敗で、後は死を待つしかなかったんです。しかし、万策尽き果てた
日本軍の前に濃霧が発生。しかも、米軍艦隊は海上に存在しない日本艦隊
エコーを捕捉し、大量に砲撃をした。
事態が混乱を極める中、米軍の士気は乱れ同士討ちをするなどし、日本軍
がキスカ島から脱出出来た、という神風的な伝説があります」



不思議な話は、これで終わりではなかったようだ。
「当時、同じ米軍領アッツ島では、日本軍はほぼ全滅していました。
しかし、キスカ島のミッションを見事に成功させた日本軍がアッツ島を過ぎる
際、同島から友軍の万歳三唱が響いて聞こえた、という都市伝説があるんです。
米軍海域からの脱出ですから、キスカ島からの撤退は、奇跡でしょう。
死んだ“仲間”が助けてくれたのかもしれません」(同)
玉砕前にアッツ島の兵士たちが皆で万歳三唱をしたのは史実のようである。
それにしても、なんとも泣ける話ではないだろうか。

 

いっぽう、天狗が敵機を撃ち落してくれたから自分は戦火で生き残った、など
という都市伝説もある。
「古来、UMA=天狗に日本軍が助けられた、という帰還兵による話が
たくさん存在します。



『天狗と一緒に闘って、羽根を失いながら護衛してくれた』、『天狗が身を挺し
て砲弾を受けてくれたため、すんでのところで命を得た』というような話です。
天狗も、一緒に故郷から出兵でもしたのでしょうかね」
調べてみると、富山県の上市町では、「天狗が敵の撃った砲弾を投げ返して
くれたから助かった。天狗からは、『ほんとうのことは誰にも話すな』と言われ
た」という男の話が、民俗伝承譚として残っている。
ほかに、戦地は妖怪が倒れていた という伝説も多いのだ。


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