日本たばこ産業(JT)は2日
喫煙が健康に与える影響の説明が不十分だったとして
カナダの子会社が、同国ケベック州の住民らに起こされ
ていた訴訟の控訴審で
同州控訴裁判所から約17・7億カナダ・ドル(約1480億円)
の損害賠償の支払いを命じられたと発表した。
JTは「判決内容を精査し、上告も含めてあらゆる手段を
検討していく」としている。
判決は
現地時間1日付で、支払いを命じられたのはJTの
子会社「JTI―マクドナルド」。
1998年に
「たばこの製造と販売で健康被害を受けた」として
訴訟を起こされていた。
2015年の1審判決では、裁判所は住民らの主張を
認め、損害賠償の支払いを命じたため、控訴していた。
JTによると、同様の訴訟はカナダのほか、南アフリカや
イスラエルなど世界で約20件が起こされ、そのうち
18件がカナダの案件だという。
もうタバコは毒というのが世界の流れだから
今後はこんな訴訟が続くんだろうな。