温泉旅館の部屋に「お菓子」が置いてある理由!
宿泊客の安全のためだった!
温泉好きの多い日本では、温泉に入浴しているときだけでなく
入浴前や入浴後にも細やかな習慣があり、それが独自の
温泉文化になっています。
実は温泉旅館の部屋で見かけるあのお菓子にも秘密が
隠されていたのです!
先日、NHKのクイズバラエティ番組がこの習慣について
詳しく調査をしたところ、旅館は単にサービスとして
お菓子を提供しているのではなく
宿泊客の安全を考えた旅館側の計らいであることが
分かりました!
今後日本の温泉旅館でお菓子を見かけた時には
温泉に入浴する前に必ず食べてくださいね~~。
温泉旅館のお部屋にお菓子が置いてあるのはなぜ?
番組が旅館宿泊者に
「旅館のお部屋にお菓子が置いてある理由」を尋ねたところ
「良質なサービスを提供している旅館だという高評価を
貰うため」「現地の製菓会社と組んで商品の宣伝をして
いるから」など様々な意見が寄せられました。
確かにこのような理由もあるようですが、的を射た回答は
得られませんでした…
それにしても、この和菓子、美味しそうですね…
温泉旅館のお部屋にお菓子が置いてある理由は…
「血糖値を上げるため」!!!
42度の温泉に10分間入浴すると
ウォーキングを10分したのと同じくらいカロリーを消費します。
通常人は体を動かすと、糖が消費されて血糖値が下がり
疲れを感じますが、温泉に入るとリラックスした気分に
なるため、ついつい長風呂をしてしまい、カロリーの消費
つまり糖の大量消費に繋がるのです!
時には温泉に入った後の血糖値が、空腹時より低く
なる場合もあります!
血糖値が下がりすぎる(70mg/dl未満)と
顔色が悪くなったり、手足に痺れが出たり
脈が早くなったりなど様々な症状が現れます。
解説を行った医師によると…
「旅館まで長旅をすると、血糖値が下がってくるのですが」
「特に空腹なまま熱い温泉に入ると
、更に血糖値を下げてしまいます」
「そのため、温泉に入る前に少し甘いものをとる事が大切です」
「お菓子を食べるタイミングは
お風呂に入る30分~1時間前が適切とされています」
ということなので、「お部屋に置いてあるお菓子が綺麗で
食べるのがもったいない」など思わず
温泉でのアクシデントを未然に防ぐためにも
ぜひ入浴前に食べてくださいね!
お菓子を食べるのは、安全に温泉に入るためだったのですね!