欧州はEUの参加要件が死刑廃止のため、全ての国で
死刑が廃止されている。
(ラトビアだけ軍部向けの死刑がある)
ではEUの中心国であるドイツの射殺件数を見てみる。
List of killings by law enforcement officers in Germany - Wikipedia
これによると
2000-2014の間で犯人を射殺した事件は105件。
...105件!??????
毎年7,8人殺してるって事???
2008年~2014年の間の
日本の死刑執行数とドイツの射殺件数の比較すると
こうなる
(この間、日本の射殺件数はゼロ)
日本の死刑執行数とドイツの射殺件数の比較
西暦 | 死刑執行数 (日本) | 射殺件数 (ドイツ) |
2008 | 10 | 10 |
2009 | 18 | 6 |
2010 | 2 | 8 |
2011 | 0 | 6 |
2012 | 7 | 8 |
2013 | 8 | 8 |
2014 | 3 | 7 |
計 | 48 | 53 |
ちなみにドイツの人口は8000万人ほどで日本の2/3と
考えるとw
ドイツのほうが
積極的に国家による殺人をしている事に。
「いや…でも死刑に反対している国連でも正当防衛まで
反対していない!きっと正当防衛だ!
正当防衛は野蛮・残酷な行為ではない!!!」
という声も多いと思うので射殺の事例も見てみると
<2014/07/25 ブルクハウゼンでの事件>
警察官2人が警察署近くの有罪判決を受けた
大麻販売店を検挙しようとした。
販売店の男が警察官から逃げようとしたところ、警察官に頭の後ろを撃たれて即死した。
イギリスが毎年2~3人くらい射殺。
フランスが毎年4~5人くらい射殺。
両方とも人口6000万人超くらいなので
欧州基準で行くと人口1500万人につき年1人射殺ってところか。
(※警官が襲われて正当防衛で射殺。というパターンよりもナイフを市民に
向けて振り回してたから問答無用で射殺。
つまり日本の人口で考えると今の欧州基準で行くと
毎年8人くらい射殺か。
今回のオウム関連で執行した人数より多いw。
自分の家族が惨殺されることを想像すると
相手が死ななきゃ気が済みそうにない感情には抗えない。
理屈では死刑廃止派だけど、感情では死刑賛成派。
(最終的には廃止すべきだが、今はまだ時期尚早だと思う。
射殺もするべきではない)
日本では国民の80%超が死刑賛成派だが
死刑廃止国も廃止前は国民の多くは死刑賛成派で
エリート達が勝手に廃止にした経緯があるので
多分、日本もそうなるだろう。
記事 : 右傾化するフランス 死刑復活に賛成する人が
過去数年で上昇し、50%に 国民戦線創設者のジャン=マリー・ルペン氏「テロリストは斬首せよ」
だけど、弁護士界の長レベルの超エリート達が
「『死刑廃止国では現場で犯人を射殺している』というのは
デマだ!そんなこと言ってるやつは低能!」
と感情的になって反論するのでは前に進まない。
死刑廃止派の方々は
「死刑廃止国は犯人を射殺している事実は確かにある」
と素直に受け止めて、廃止運動を進めて欲しい。
痩せるコーラさんより抜粋
死刑廃止国が犯人を射殺した件数を調査してみた -
痩せるコーラ(新)
https://www.yaserucola.com/entry/shot_dead