「対話の時ではない。
核放棄に向け北朝鮮を全力で圧迫」
米国務省が「北朝鮮への核攻撃も辞さない」と言い切った。
「対話の時ではない」と北朝鮮の平和攻勢を拒否する
姿勢も打ち出した。
国務省のアダムス(Katina Adams)報道官
(東アジア太平洋担当)
トランプ(Donald Trump)大統領が優先順位の最上位に
置くのは米国の本土と準州、そして同盟国を北朝鮮の
攻撃から守ることだ。
米国は通常兵器と核兵器のありとあらゆる能力を動員し
同盟国である日本を防衛するとの約束を完全に履行する。
The President’s top priority remains protecting the homeland, U.S. territories, and our allies against North Korean aggression. We remain fully committed to the defense of our allies, the Republic of Japan, using the full range of our conventional
and nuclear capabilities.
金正恩はトランプ大統領に
「平壌市内を動き回る移動式発射台から撃つニダ。
これらを攻撃するには、戦術核以上に広い範囲を破壊
する戦略核を使う必要があるニダ。
すると非戦闘員に多数の死傷者が出るニダ。
その覚悟があるニカ?」と挑発したのです。
米国は覚悟を固めたと見られます。
平壌など都市部への攻撃をしない限り、核で反撃される
からです。
トランプ大統領の「totally destroy」(完全に破壊する)も
それを意味すると思われます。
アダムス報道官は――
米政府は、北朝鮮の平和攻勢に騙されて
対話などしない、と突っぱねたのです