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北朝鮮東部の咸鏡南道新浦で9月半ば
ミサイル用とみられるエンジンの地上噴射試験が
行われたと軍事関係筋が明らかにした。
試験は失敗したという。
米姦両国は
新型の潜水艦発射型弾道ミサイル(SLBM)の開発実験
の可能性があるとみて注視している。
試験では爆発が起き、北朝鮮技術者に死傷者が出たという。
新浦は日本海に面し北朝鮮軍の潜水艦基地がある。
労働新聞が8月23日付で公開した金正恩による
国防科学院の視察写真には
「水中戦略弾道弾 北極星(プッククソン)3」と書かれ
た図が写っていた。
今回の試験は、この北極星3の開発実験だった可能性
があるという。
北朝鮮は昨年8月、射程が約2千キロとされる
SLBM「北極星」を発射。
北極星3は、北極星の射程を延ばした新型とみられる。
北朝鮮は現在、米本土の攻撃を想定し
SLBM発射管1、2基を備えた3千トン級の新型潜水艦
を開発中とされる。
北朝鮮関係筋によれば来年春までの完成を目指して
いるという。
南朝鮮政府は
北朝鮮が10月10日の朝鮮労働党創建記念日の前後
などに、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」
(射程約1万3千キロ)やSLBMの試射を行う
可能性があるとみて警戒している。