自宅のリカーキャビネットを見て
「この酒瓶の中に昔のオートバイのパーツが入っていた
らいいのに」と思ったことはないだろうか?
ない。まあ・・そうだろうだが
ハーレーダビッドソンのレストアやパーツ販売を手掛ける
ウーヴェ・エーインガー氏は、実際に
ヴィンテージのハーレーダビッドソンのパーツが入った
ドライジンのボトルを発売した。
同氏は世界中を飛び回って旧いハーレーダビッドソンの
バイクやパーツを見つけているため
"Archaeologist(考古学者)"と呼ばれている。
そしてこのジンには彼のニックネームが付けられている。
初回発売のジンのラインナップは3種類。
1939年製フラットヘッドのカムシャフト
1947年製ナックルヘッドのスクリューナット
そして1962年製パンヘッドのロッカーアームだ。
各ボトルの中には本物のヴィンテージバイクの
エンジンパーツが入っている。
だがモーターオイルやパーツクリーナーの味がジンに
混じっていないかという心配はご無用。
パーツはクリーニングされ、すず合金で処理されている
ため、ジンの味に油が混じることはなく、実際に飲む
ことができる。
ボトルにはヴィンテージ風のラベルが貼られ
ラッピングシートにはエーインガー氏がそのバイクを
見つけた過程について書かれている。
そしてパーツのシリアルナンバーが記載されたタグも
付属する。
だが、ボトル入りドライ・ジンの値段としては決して安くない。
900ユーロ(約11万5,000円)から 1,100ユーロ(約14万円)
近くもする。
変わり種の商品としてもかなり高価だ。
しかし、ジンを全部飲んでしまっても、シャレたディスプレイ
として残る。
我々がどう思おうと、確かにニーズはあるようだ。
この初回販売された商品はすべて完売。
だが、同氏は次回の商品も発売する予定で、すでに
予約受注を行っている。
ハーレーダビッドソンの"スピリッツ"を味わってみたい方は
公式サイトをチェックしてみよう。
http://jp.autoblog.com/2017/08/19/harley-davidson-motorcycle-parts-gin-bottles/
ハーレーには
バーボンだと思うけど・・・
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