海岸に迷い込んだイルカの赤ちゃん
数百人に玩具にされて殺される。
<母親からはぐれたイルカの子供を
殺してしまった人間の身勝手>
スペイン南部の海岸で
イルカの赤ん坊が死んだ。
興奮した海水浴客がよってたかって触ったり自撮りをした結果
だという。
動物愛護団体エクイナックのフェイスブックページによると
スペイン南東部モハカルの海岸にイルカの子供が一頭で
迷い込み、たちまち「数百人」の人間に囲まれた。
心配した住民がスペインの動物救急ダイヤル112に電話し
エクイナックが救出のため派遣されたが、15分後に海岸に
到着したときにはすでに死んでいた。
エクイナックによれば
イルカは「ストレスにとても弱い」。
とくに母親とはぐれて弱って怯えている子イルカの場合
しつこく触ったり写真を撮ったりするとショック状態に
陥るという。
イルカの救助に駆け付けた動物愛護団体が
ホームページに追加の「犯行写真」を掲載した。
それを見ると、「触る」などと生易しいものではない。
上に乗る、大勢で胴上げのように持ち上げるなど
人間たちが小さなイルカをよってたかってなぶり殺しに
している衝撃の記録だ。
この写真が本物ならば
同団体がイルカは「数百人」の群衆に殺された、と言って
いたのもあながち誇張ではなかったことになる。
群集心理というにはあまりに痛ましい。
むごいな
残酷すぎて鳥肌立った