ロックバンド・GLAYのボーカリストであるTERU(42)が、参院選の投票に
小学生の子どもを連れて行った際に、投票所で子どもの入場を断られたことを
Twitterで明かしている。
ツイッターには、今回の選挙で投票に行った人たちから
「昨日家族揃って投票所へ行ったら9歳と5歳の子どもは中に入らないでくれと
言われた」
「うちの7歳娘も入れなかった」などの投稿が多数寄せられており
「仕方なく外で待たせたけれど、子どもから目を離せということか。
もしもうちょっと小さい子だったら間違いなく投票しないで帰っただろう。
これはつまり子連れは投票するなってことか?」などの意見が寄せられ
ネットで話題に。
TERUも子どもの入場を断られた1人とのことで、ツイッターで「投票行ってきました。
小学生は、一緒に会場に入れないと言われました。
外で待たせて下さいと言われました…」と報告。
こうした対応にTERUも「一人で待たせるの不安ですよね?投票する時の
ルールが厳しくなればなるほど、若い世代の投票率が悪くなるのではないか?
と懸念してしまうのは、僕だけでしょうか?」との疑問を投げかける。
公職選挙法58条では、「選挙人、投票所の事務に従事する者、投票所を監視
する職権を有する者又は当該警察官でなければ、投票所に入ることができない。
ただし、選挙人の同伴する幼児その他の選挙人とともに投票所に入ることに
ついてやむを得ない事情がある者として投票管理者が認めたものについては
この限りでない」と記載。
実際、小学生以上の子どもの入場は
認められていないようだ。
また憲法15条に「すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない」と
記載されており、「文字を読めるようになったばかりのお子様は、両親が
投票用紙に書いている名前を大声で読み上げてしまうことがある」との理由
から断られたとする指摘も寄せられている。
一方で、ツイッターには「以前、子供が3・4年生くらいの時に家族で投票所に
行きましたが、何も言われなかったですね」「仙台だと子連れで投票できます」と
の投稿も寄せられており地域差もあるようだ。
子連れの投票について、ツイッターには「親も記入の時くらいは、あの狭い
スペース覗き込まないようにすれば良いのに」と親のしつけの問題とする声や
「投票する姿を見せるのも教育」とする声も寄せられており議論を呼んでいる。
★8歳児が期日前投票用紙に記入
判別不能で“投票は有効” 参院選
兵庫県加西市選挙管理委員会は10日、参院選の期日前投票で
同市内の会社員の男性(36)が長女(8)に投票用紙に候補者名を記入させ
投票していたと発表した。
公職選挙法は投票用紙には選挙人本人が記入すると定 めているが
長女が記入した用紙は判別できないため投票自体は有効という。
市役所の期日前投票所で9日夕、男性と一緒に来た長女が参院選
兵庫選挙区の記載台で「自分が書きたい」と言って記入。
投票箱に入れようとしたため、投票管理者が止めようとしたが間に合わなかった。
市選管は再発防止の ため、11日から期日前投票所の
担当者を1人増やすとしている。
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