政府は
釜山での慰安婦少女像設置に対抗した長嶺安政駐韓大使
の一時帰国措置を巡り
南朝鮮外相が釜山市に少女像移転を文書で働き掛けただけでは
「不十分」
と判断し、当面帰任させない方針を固めた。
政府関係者が25日明らかにした。
南朝鮮の憲法裁判所が3月上旬にも朴槿恵の罷免の可否を
決めるのを見極める構え。
1月9日からの
大使一時帰国は長期化しそうだ。
南朝鮮の尹炳世外相は14日付で
釜山市に「外交公館保護に関する国際儀礼から好ましくない」
として、少女像移転を働き掛ける文書を送った。
これに対し、日本政府高官は
「移転要請にとどまらない、納得できる結果が必要だ」
と指摘した。
南朝鮮政界で次期大統領選を巡る動向が活発化する
可能性があり、対日外交がどう変化するか見通せないことも
慎重な対応につながっている。
自民党内には
北朝鮮によるミサイル発射などの挑発行為で南朝鮮との
連携強化が不可欠な事情も踏まえ
「(帰任は)早い方がよい」(二階俊博売国奴)との意見もある。
しかし、首相官邸は
「対韓外交に世論の支持も得ている」と、南朝鮮の具体的な
動きを待つ考えだ。
http://www.sanspo.com/geino/news/20170225/pol17022516470010-n1.html