その夢を現実の物とするのに不可欠なのが、最先端技術。 実は、海底資源のみならず、海水にも資源があるのをご存知でしょうか? 近年、世界で"ウラン"の獲得競争が激しくなっていますが、将来は日本で ただこちらも海底資源と同様で、商業化には、コストの壁が!!
経済産業省は20日、日本最東端の南鳥島沖約600キロの公海で、ハイテク
機器に用いられるコバルトやニッケル、白金などレアメタル(希少金属)を多く
含む海底地層「コバルトリッチクラスト」の探査鉱区(計3千平方キロメートル)を
国際海底機構から独占取得する、と発表した。
経産省によると、日本の同機構からの探査鉱区取得は、ハワイ南東沖の
「マンガン団塊」以来、26年ぶり。
日本はレアメタルなど鉱物資源の大部分を世界各国からの輸入に頼っており
取得が実現して生産が可能になれば、資源の安定供給につながる。
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が2012年に
国際海底機構に申請し、ジャマイカで開かれた会合で19日(日本時間20日未明)
に承認された。南鳥島沖では、13年度内に探鉱鉱区6カ所を取得。
探査権は15年間有効で、日本はその間に本格的な調査に入り、開発技術の
研究などに取り組む。
鬼治害支那の横やりの声が聞えて
きそうですネ!
※参考
【中国BBS】古来より中国領だ…南鳥島で大量のレアアース発見
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0323&f=national
_0323_026.shtml 2013.7.20
今後期待できる日本の海底資源
1位「メタンハイドレート」・・・120兆円相当
メタンハイドレートは「燃える氷」とも呼ばれ、新しいエネルギー資源として注目
されているんです。
水深1000メートルの海底。白っぽく映っているのは全てメタンハイドレート
なんです。
深海探査機で掘ってみると、ブクブクと泡が出てきます。
これがメタンハイドレートから出るメタンガスなんです。
日本の海には、天然ガスにして100年分ものメタンハイドレートが埋まって
いるとみられています。
2位「コバルトリッチクラスト」・・・100兆円相当
携帯電話などIT機器には欠かせない鉱物で
今、世界で争奪戦になっているレアメタルが、黒い部分にギュっと詰まって
いるんです。
現在は、ほぼ輸入だけに頼っているコバルトは、国内の年間消費料のおよそ
200年分。
電池の材料となるマンガンもおよそ200年分。
また、ニッケルもおよそ36年分が、日本の海底にあるコバルトリッチクラストに
含まれている計算なんです。
3位「海底熱水鉱床」・・・80兆円相当
「海底熱水鉱床」とは、海底から噴き出す熱水から、金属成分が沈殿してできた
鉱物資源。
日本の海域全体には、これが80兆円相当あると言われているのです。
これを将来商業ベースに乗せるため、政府にとある秘策が。
資源を掘り起こすために、無人の重機を海底で走らせホースのような物で吸い
上げる最先端の技術。
この秘策に政府は今年度75億円を投入しました。
日本の海に眠るお宝を総取りですネ。
総額300兆円ともいわれる、海底資源。
日本はあらゆる資源を海外から輸入していますが、日本が資源大国となるのも
夢ではないようです。
海洋研究開発機構、潜水調査船「しんかい6500」の潜航深度は、6500m。
ここまで深く潜る技術は、世界一!!20年間世界トップの座を守り続ける優れも
のなんです。
ところが、最近は中国が開発に力を入れ、日本を追い越す勢い!!
日本も潜航深度10000mを目指していたんですが、事業仕分けにより、開発の
予算が足りなくなってしまったそうです。
技術開発には、やはり大金が必要なんですね。
日本が海水から"ウラン"を抽出する技術開発に成功!!"魔法の昆布"と
よばれる特殊な布を海水にいれると、そこに、"ウラン"が吸着する仕組み。
"ウラン"をまかなえるように、更には、輸出できるようになったら・・・と
夢は膨らみます。
技術開発、そして、設備投資などに莫大なコストがかかります。
その壁を乗り越え、日本が資源大国となる日はやってくるのでしょうか
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【支那】「中止せよ、南鳥島はわが領土でアル」→日本、国際海底機構から15年間の探査権独占取得
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