今から振り返ればあの時
南朝鮮への融和政策の誤りに気づくべきだった。
反日団体が、在姦国日本大使館前の路上に慰安婦像を
設置した、2011年12月である。
▼外交常識に反した暴挙に対して、民主党政権は
南朝鮮政府に撤去を強く求めなかった。
「第2、第3の像が建立される」。
李明博(イミョンバク)は
日本政府の弱腰を見通していたようだ。
直後の日姦首脳会談で野田佳彦首相に慰安婦問題の
解決を迫って恫喝(どうかつ)する。
▼ただの脅しではなかった。
慰安婦像はその後、がん細胞のように海外を含めて
増殖する。
揚げ句の果てに日姦合意を踏みにじり
釜山の日本総領事館前に設置されたとなれば
駐姦大使と釜山総領事の一時帰国は当然の措置である。
それでも朝日新聞の社説は
「性急な対抗より熟考」を訴える。
「旅人の上着を脱がせるのに北風を吹かす」。
夕刊コラムはむしろ安倍晋三政権を
揶揄(やゆ)していた。
▼南朝鮮の野党は、合意に基づいて日本が拠出した
10億円を返すと言い出した。
国内ではまた、合意は崔順実(チェスンシル)被告が
朴槿恵(パククネ)を唆(そそのか)して実現させた
との説がまことしやかに語られているという。
▼朝日の主張に従って、いくら日本側が冷静に
振る舞っても、「情治」の国の反日の炎は、どこまでも
燃え広がっていく。
そもそも火を付けたのは
朝日の誤報と「河野談話」これこそ「失敗の本質」である。
http://www.sankei.com/column/news/1
70111/clm1701110003-n1.html
南朝鮮の主張の異様さを
浮き彫りにしたのが
民主党政権の唯一の功績だったー。