BBCによると
現地時間3月24日、ISIS兵に包囲された
ロシア軍特殊部隊に所属する将校
(Alexander Prokhorenkoさん)が自分自身を
標的としてISIS兵を一掃するよう司令部に
空爆を要請し死亡しました。
この将校は死後
プーチン大統領によってロシア連邦英雄章
(ロシアの最高栄誉称号)を授与されました。
ロシア政府の発表によると
この将校は「敵に包囲された。
奴らはすぐそこにいる。
奴らに殺されたくはない」と無線で司令部へ伝え
自分もろとも包囲しているISIS兵を空爆
するよう要請しました。
無線で交信された会話記録は
SNSに広まっていて
「空爆を要請する。奴らは僕の体をバラバラに
するだろう。
僕は奴らを道連れにして尊厳を
持ったまま死にたい。
お願いだ、僕の最後の要請を実行してくれ」
と発言していたようです。
この将校の遺体はISISの元へ渡りましたが
後にシリアのクルド反乱軍が遺体の奪還に
成功、ロシア軍へと引き渡されました。
この将校は死後プーチン大統領によって
ロシア連邦英雄章(ロシアの最高栄誉称号)を
授与され、遺体は5月6日にロシアで
埋葬される予定です。
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ISIS兵に包囲されたロシア軍将校が自分自身を標的として空爆を要請。「死して虜囚の辱めを受けず」
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