時速1千kmで音速の0.8倍…
鉄道技術研究院担当
音とほぼ同じ速度で、ソウルから釜山を30分で走破する
「亜音速カプセルトレイン」が国内で開発されている。
未来創造科学部は
最高時速1000 kmで音速の0.8倍(マッハ0.8)に至る「亜音速カプセルトレイン」を
開発しており、真空に近いチューブ型トンネルの中で磁気浮上の状態で高速で
動く未来交通手段が商用化すれば、ソウルから釜山まで30分で行くことが
できるようになると明らかにした。
走行中の空気抵抗を最小限に抑えるために
「空中浮揚線路」の役割をする円形ガイドウェイチューブ構造物内の空気圧を
0.001気圧レベルに下げ、電磁力を利用して乗り物を空中に浮かべた後
超高速で「飛んでいるように」することが重要な技術である。
乗り物が宙に浮いており、チューブも高架鉄道と同様に設置されるので
軽量高強度材料の開発も必須だ。
未来部は今年から大型・長期課題としてカプセルトレインを選定して傘下機関で
ある南朝鮮鉄道技術研究院に開発を支援している。
南朝鮮鉄道技術研究院が開発した南朝鮮型高速列車「KTX-山川」
(最高時速350km)は、2010年に商用化されており、動力分散式高速列車
「ヘム-250」(最高時速430km)は、2020年ごろ投入される予定である。
2004年KTX開通当時初めて導入された列車(最高時速300km)は
フランスのTGVが開発した。
亜音速カプセルトレイン概念図
未来部長官はこの日
京畿道議旺市韓国鉄道技術研究院を訪問し、将来高速鉄道の
技術開発の現状についての報告を受けて、現場の意見を聞いた。
「国内高速鉄道技術の開発がフランス、日本などに比べて遅れていたが
動力分散式ヘム列車が世界で4番目に速い試験速度を記録するなど
世界レベルの鉄道技術で飛躍的な発展を成し遂げた」
と研究員を激励した。
彼は「イルロンマスク(Elon Musk)テスラ創業者が出した超高速移動手段
「ハイパーループ」の概念を超える亜音速カプセルトレイン技術などを
挑戦的に開発して世界の鉄道・交通技術をリードすることが
できるよう研究開発を積極的に支援する」と付け加えた。
聯合ニュースhttps://goo.gl/n4appC
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