天皇陛下の「生前退位」をめぐり
陛下ご自身が8日午後にもビデオメッセージによって
国民にお気持ちを表明されることを踏まえ
安倍晋三首相が同日中にコメントを発表する方向で
検討していることが分かった。
政府関係者が4日、明らかにした。
首相は先月14日
「さまざまな報道があることは承知しているが、事柄の性格上
コメントすることは差し控えたい」と述べていたが
陛下のお気持ちを踏まえ、何らかの対応が必要と判断
したとみられる。
関係者によると
コメントの具体的な表現や、発表するタイミングなどを
慎重に検討している。
最終的に決まれば、文書による発表となる可能性もある。
菅義偉官房長官も同日の記者会見で
「私の立場で陛下のお気持ちを申し上げるべきではない」
と述べていた。
生前退位
天皇陛下は一度即位されると終身、天皇陛下でいらっしゃいます。
皇室典範には以下のように書かれています。
第1章(皇位継承)
第4条「天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する」
逆に言えば
「このようにしか書かれていない」わけで、天皇陛下が
皇太子さまや他の方に皇位をお譲りすること自体は
どこにも規定がありません。
このことは本当に考えていかなければいけないことだと
思います。
昨年の天皇誕生日の折には、天皇陛下はこのように
おっしゃられました。
「私はこの誕生日で82になります。年齢というものを
感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました。」
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生前退位 天皇陛下のお気持ち踏まえ、安倍晋三首相がコメント発表検討
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