最近は酷暑が続くことも多く、これから夏がくるのを考えると
げんなりした思いになってしまう人もいるのではないでしょうか。
夏を元気に過ごすためには、まずはスタミナが大切です。
鍛えるよりも先に、手軽に取り入れることができて効果が
感じられる方法があることをご存じでしょうか。
それは、最近改めて注目されている
肉をしっかりと食べる「肉食」です。
今回はその肉食についてご紹介します。
■「夏バテ」を軽視するのはNG!酷暑到来の前に
必須のスタミナ対策
■エネルギーを生み出す源が詰まっている
「肉」でスタミナをつける
■普段の食卓を「スタミナ料理」へとアレンジ!
日本人の食卓に欠かせない三大食肉といえば
牛肉、豚肉、そして鶏肉です。
●牛肉
「牛肉」の腰からお尻にかけてのランプ・もも肉などは
赤身で鉄分などのミネラルとタンパク質を豊富に含んで
います。
肉に含まれているヘム鉄は、野菜などに含まれる
非ヘム鉄よりも吸収率がよいため、赤身がおすすめです。
牛肉を食べるときには鉄分の吸収を助けるビタミンCを含む
食品と組み合わせましょう。
野菜や果物に含まれるビタミンCは熱に弱いのですが
ジャガイモに含まれるビタミンCはデンプンに守られて
いるため熱に強く、組み合わせる食材としては
おすすめです
●豚肉
「豚肉」は、お肉の中でも特にビタミンB
(ビタミンB1、B2など)を多く含むため、スタミナ補給には
欠かせない食材です。
ビタミンB1は糖質のエネルギー代謝を助ける働きがあります。
特にもも肉や脂身の少ない肩ロースは、豚肉の中でも
ビタミンB1が多く含まれる部位のためおすすめです。
しかしビタミンB1だけを摂取しすぎるのは逆効果になります。
そのため、クエン酸を含む食品(梅、お酢、パイナップルなど)
と組み合わせましょう。
●鶏肉
「鶏肉」は特にむね肉やささみ・レバーなどにタンパク質
を多く含み、カロリーが比較的に少ないのが特長です。
近年、むね肉に含まれる「イミダペプチド
(イミダゾールペプチド)」成分の疲労回復効果に注目が
集まりました。
調理法としてはスープがおすすめです。
30分以上煮込むことでイミダペプチドがスープに
抽出されます。
■年齢を感じ出した時こそ「肉」がおすすめ
日本人の食生活はここ50年で大きく変化しています。
1960年には1人あたりの年間肉(牛肉・豚肉・鶏肉)
消費量がわずか3.5キログラムだったのが
2013年には30キログラムとなりました。
とりわけ高齢者にとって肉食は重要なタンパク源と
なっており、高齢者の食肉消費も少しずつ増加しています。
もちろん人間も食うな!!!
う・・・・