台湾、「沖ノ鳥は岩」の主張取り下げ
(台北 24日 中央社)行政院(内閣)の童振源報道官は
馬英九前政権が「岩」と主張していた沖ノ鳥(日本名:沖ノ鳥島)
について
国連の大陸棚限界委員会の決定を尊重し
決定が下るまでは「法律上の特定の立場をとらない」
と発表した。「(中略)」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160524-00000008-ftaiwan-cn
沖ノ鳥島(おきのとりしま)
太平洋上に位置するサンゴ礁の島であり
東京都小笠原村に属する、小笠原諸島の中では
最南端の島である。
Wikipedia
国連大陸棚限界委員会への申請
2008年11月12日、日本は大陸棚限界委員会
(Commission on the Limits of the Continental Shelf
略称:CLCS)に対して、沖ノ鳥島を基点とする
海域を含む7つの海域を「大陸棚の延長」として申請を提出した。
その申請に対してアメリカ合衆国、中国、韓国及びパラオが
それぞれ、自国の見解を示す文書を提出している。
米国とパラオは日本に異議を唱えなかったが
支那と南朝鮮は
「沖ノ鳥島は、島に該当せず岩に当たる」という抗弁を
2009年2月に提出した。
2011年8月に開催された第28回大陸棚限界委員会において
支那と南朝鮮は改めて異議を提出し
委員会の議論は紛糾して日本に対する勧告案は
採決されず、継続審議となった。
その後、沖ノ鳥島事案は審査の後
2012年4月27日に島北側の海域は認められたが
南側(九州パラオ海嶺南部海域)は結論が先送りにされた。
南側に関しては大陸棚限界委員会の勧告(20項)によると
「口上書に言及された事項が解決される時まで、CLCSとしては
勧告を出すための行動をとる立場にない」とされた。
口上書とは
支那と南朝鮮による異議のことで、採択には委員の3分の2位
以上の賛成が必要だが、結果は賛成5、反対8、棄権3で日本に
必要な支持を得られなかった。
知っていますか?沖ノ鳥島の秘密(前編)
知っていますか?沖ノ鳥島の秘密(後編)