昨年10月7日 果たして「天空都市」の正体は何か?
中国・広東省仏山市の空に立ち込めた雲の中に、突如として
宙に浮かぶ「天空都市」が出現し、世界中を震撼させた。
多くの人が同時に目撃し、映像にも収められていたことから
それが幻覚でないことは明確だったが、誰にも正体を特定
できず結局事件は迷宮入りした。
しかし、この奇妙な現象が再び中国で発生したようだ。
3月18日
遼寧省大連市の郊外――空に立ち込めた厚い雲に
突如として姿を現したのは、またしても“ビル街”である。
広東省のケースと同様、その光景は多くの市民によって
目撃され、映像にも捉えられた。
細部まであまりにもリアルに見える「空中都市」だが
くすんだ空の色と相まって、実に陰鬱な雰囲気をたたえている。
まるで水墨画のような、現実離れした幻想的風景だ。
この光景を前にして
街行く人々は一様に足を止め、空を呆然と見つめることしか
できなかった模様。
市民の間では、すぐに原因について考察する動きが起き
「政府による気象兵器の秘密実験」
「パラレルワールドが垣間見えた」
「秘密結社イルミナティによる新世界秩序の初期段階
(空中へのホログラム投影)」
「ファタ・モルガーナ(上位蜃気楼)」など
オカルトから科学まで、あらゆる知見に基づく分析が
なされているものの、どれも決定打に欠けるものばかり。
結局、今回も謎を解くことができずにいる。
そして今後も、定期的に人類の前に現れるのか?
私たちの知らないところで、この世界に恐ろしい変化が
訪れている可能性は?
疑問は尽きることがない。
地球上で起こる
究極に珍しい21の気象現象