野生のニホンザルによる農作物被害などに悩む
神奈川県伊勢原市は
同市日向の集会所で、「女性による女性のための鳥獣対策勉強会」
を初開催した。
男性が仕事などでいない時間帯を見計らって出没するなどサルの
動きが巧妙になっている実情を踏まえ、女性にも自衛・撃退に
立ち上がってもらおうと企画。
〈1〉近寄らない〈2〉目を合わせない〈3〉背中を見せない
〈4〉叫ばない――の「セザル4か条」などを伝授した。
市によると、市内では約200頭のサルが生息しており
農作物被害は毎年600万~1000万円ほどで推移。
追い払い対策を続けているが歯止めが掛からず、住宅内の
食料品、仏壇のお供え物まで奪われるケースも出ているという。
この日の勉強会には、日向地区周辺の主婦ら16人が参加。
講師も千葉科学大学動物危機管理学科の加瀬ちひろ助教ら
全員女性が務め、鳥獣の生態などを学んだうえで
エアガンやロケット花火などを使ったサル追い払いの実習を
行った。
勉強会に参加したミカン農家の主婦(68)はエアガンを
豪快に連射し
「どこかに当たるとはじけるような弾の方が効果的かも」
と話していた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160302-OYT1T50035.html
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バーチャン達が集団で射撃訓練
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