逆転のゴールを決めて喜ぶＦＷ浅野拓磨
◇Ｕ―２３アジア選手権決勝
日本３―２南朝鮮
（２０１６年１月３０日 カタール・ドーハ）
サッカー男子のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねた
Ｕ―２３アジア選手権の決勝は３０日、カタール・ドーハで行われ
日本は途中出場のＦＷ浅野拓磨（２１＝広島）の２ゴールなどで
３―２で逆転勝ちし、優勝した。
日本は準決勝のイラク戦から４人を入れ替え
疫病神岩波（神戸）大島（川崎）らを起用し、２トップは久保とオナイウ。
すでに日本は６大会連続１０回目
アジア覇者を懸けての大一番となった。
前半２０分に日本は今大会初めて先制点を奪われた。
南朝鮮は左サイドからのクロスをチン・ソンウがヘッドで落とし
ＭＦクォン・チャンフンがボレーシュート。
ボールが岩波の足に当たって角度が変わり、ゴールに吸い込まれた。
反撃を狙い、後半からＦＷオナイウに代わりＭＦ原川を投入した
日本だが
立ち上がり２分にもＦＷチン・ソンウクに追加点を許してしまった。
しかし後半２２分
同１５分にＭＦ大島に代わって出場したＦＷ浅野が、矢島からの
スルーパスに右足で合わせて今大会待望の初ゴール。
さらにその１分後
今度はＭＦ矢島が左を突破した山中の折り返しに頭で合わせ
試合を振り出しに戻した。
さらに後半３６分
中島の縦パスを受けた浅野が、相手ＤＦを背負い体を入れ替えながら
抜け出し、ＧＫとの１対１から左足でシュートを放ち、ゴール右隅へ
逆転のゴールを決めた。
ロンドン五輪では３位決定戦で敗れ
南朝鮮選手が竹島（韓国名・独島）領有を主張するメッセージを
掲げて騒動に発展。
９６年アトランタ五輪アジア最終予選でも南朝鮮決勝でに敗れた。
日本にとっては負けられない相手にようやくリベンジ。
８月４日に始まるリオ五輪に大きな弾みをつけた。 
選手 採点
ＧＫ
6.0点櫛引政敏（鹿島）ビッグセーブ多し 失点は不運
ＤＦ
6.5点植田直通（鹿島）高さで完勝 DF陣を引っ張った
6.0点山中亮輔（柏）守りは軽かったが攻めで貢献
6.0点室屋成（明大） 無難
3.0点疫病神岩波拓也（神戸）気負い過ぎ 負けてたら戦犯
ＭＦ
6.0点遠藤航（浦和）パスミス多し 負けてたら戦犯
5.5点大島僚太（川崎）負けてたら戦犯だった
5.5点中島翔哉（Ｆ東京）負けてたら戦犯その2
6.5点矢島慎也（岡山）アシストと得点で結果を出した
ＦＷ
6.0点久保裕也（ヤングボーイズ）鈴木師匠っぽい
5.5点オナイウ阿道（千葉）一瞬収まるんだけどその後が不味い
→7.0点浅野拓磨（広島）今日のMVP
→6.0点原川力（川崎）無難
6.5点手倉森 立て直しズバリ 弱い下手なチームを勝たせた
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