$ 0 0 死人続出! 中国バブル、ついに大崩壊・・・このままでは中国全土で暴動が始まるこの1ヵ月で、2億人が1000万円の財産を失った。 株価の大暴落が引き金となって、リーマン・ショック、ユーロ危機に続く金融危機がやって来るのか。 「中国株は、中国共産党が胴元になっている賭博です。共産党は配下に収めている政府機関と官製メディアを使って煽り2億人以上の国民を株式市場に駆り立てておきながらあげくその資産を収奪したに等しい。 いまや中国全土が大混乱に陥っていて、夥しい借金を抱えて自殺する人も相次いでいます」 こう証言するのは元中国有力紙の編集委員で著名コラムニストの丁力氏だ。 自殺第一号は先月10日、湖南省で起こった。省都・長沙市のタワーマンション22階から、32歳の侯氏が飛び降り自殺したのだ。 その日の午後3時過ぎ、証券市場が終了した後、侯氏は「金儲けをしたい屍」と題した「遺書」をネットにアップした。 〈この世に別れを告げるにあたって、私はただこう言いたい。賭けをする者は、負けたら負けに従うべきだと。 私は全財産を担保に170万元(1元≒19・6円、約3300万円)という4倍の信用取引で『中国中車』の株を買った。だが、その結果たるや……。 もう誰も恨まない。いまは自己の欲望を愚かだと思うばかりだ。 そもそもは、家族に安らかな生活を送ってほしいと思って始めたのだ。それがまさか、一日で全財産をスッてしまうなんて。 もういい。私の家族よ、君たちを愛している。そして、この世界を愛している〉 侯氏が飛び降りた日「中国中車」の株価は、一日で9・73%も暴落した。中国株は、一日の取引で10%下がると取引停止となるのでほとんどストップ安の状態だ。 以後、2億人以上と言われる中国の「股民」(個人株主)たちが全財産を失って「跳楼」(飛び降り自殺)するケースが中国全土で続出。 「跳楼」という言葉が、にわかに流行語になっている。 〈男性 この高層マンションの屋上に上がりたいのだが。 管理人 一体いくら損したんだ? 男性 実は、50万元(約980万円)ほど……。 管理人 ならば2階までだ。そこの階段の行列に並べ。 男性 なぜだ? 管理人 損失額が100万元以上で3階、500万元以上で4階5階以上は1000万元以上損したVIPのみを通しているからだ〉 北京在住のジャーナリスト、李大音氏が指摘する。 「私の周囲にも、50万元損したなんていう知人はザラで1000万元以上損した友人もいます。 7000万人以上が、平均30万元から50万元は損したと中国メディアは報じていますが、これは極めて控え目な数字でしょう」 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44260 一昔前までは、株で儲けてマンションと車を買うというのが中国人の財テクのパターンだった。 ところが最近は、すでに持っているマンションと車を売り払って株式に投資するという人が、続出していた。 「それというのも、中国で株価が低迷した'12年8月に『股民』を増やそうと、自分の持ち金の何十倍分も掛けられる信用取引を解禁したからです。 このハイリスク&ハイリターンの信用取引に、一攫千金を狙う中国人が殺到しました。 昨年の深圳証券市場の取引額の37%にあたる27・5兆元(約540兆円)が、信用取引によるものでした。 これにハマった人々が、今回の暴落で全財産の何十倍もの借金を抱え込んでしまった。その結果、『跳楼』するしかなくなったのです」(李氏) 悲劇は、大学のキャンパスにも及んでいるという。李氏が続ける。 「6月の新華社通信の調査によれば、中国の大学生の実に31%(約790万人)が、日々株の売買をやっていてそのうち26%は、5万元以上つぎ込んでいます。そのため、大学生の破産者が、にわかに社会問題化しています。 それどころか中国全土で高校生、中学生、果ては小学生まで、株に熱を上げていた子供たちが大量にいたことも問題になっています。 親が築いた財産を、子供が成人する前にすっかり食い潰してしまったわけです」 アメリカに次ぐ世界2位の株式市場である中国株が大暴落した。 今年に入って中国株は絶好調だった。6月12日には、日経平均株価にあたる上海総合指数が5178ポイントを付けて引けた。 ちょうど2年前に2000ポイントを切ったことを思えば平均株価は2・5倍以上に膨れ上がっていた。 人気ブログランキングへ1日1クリックで応援してね