【食わねば】『風立ちぬ』効果でお菓子「シベリア」の検索が急増!
実際どんな味なの??
宮崎駿のアニメ『風立ちぬ』の作中にて主人公が雑貨屋で
「シベリア」という物を買うシーンが話題になった。
しかしこの聞き慣れないシベリアという単語
若者どころか、30代の人でさえ知らない人も多いだろう。
シベリアとは
カステラに羊羹(ようかん)を挟んだ食べ物で
現在もスーパーやパン屋で販売されており実在するという。
『風立ちぬ』に出てきたのは三角のシベリアだったが
スーパーで売られていたのは四角いシベリアだった。
売られていたシベリアは山崎製で4個入りとなっており
賞味期限はそんなに長くなく、今日購入したものが
明日)賞味期限となっている。
正式名称は『シベリア デラックス』。
ちなみに三角のシベリアも山崎から販売されている。
スーパーで売られていたのは残り2個でどうやら同じく
『風立ちぬ』を観た人が興味持って買ったのだろう。
名前は知らないが食べたことがあるという人も多いのでは
ないのだろうか。
よくお婆ちゃんに食べさせて貰った記憶がある。
普段は注目されないお菓子だが人気アニメのワンシーンに
出るだけでこんなに話題になるのである。
Ghibli sweet Shiberia
【シベリア (菓子)】
シベリアとは、羊羹(ようかん)または
小豆の餡子をカステラで挟んだ菓子である。
「シベリヤ」と表記される場合もある。
また、「羊羹カステラ」と称して販売している製造者もある。
冷蔵庫の普及していない時代
ひんやりとした食感と涼しげな名前が好まれ
昭和初期には「子供達が食べたいお菓子No.1」
であったと伝えられているが
発祥地から考案者、名称由来、食品分類に至るまで未だ
正式な解明がなされていない。
ただ、かなり古い歴史があるようで
1916年創業の横浜のコテイベーカリーによれば
誕生は明治後半から大正初期頃で、当時はどこの
パン屋でも製造していたとの記録がある。
古川ロッパの著書
『ロッパの悲食記』の一節、『甘話休題』(「閑話休題」のもじり)には
ロッパが、旧制早稲田中学に在籍していた頃
“殆ど毎日通った”「ミルクホール」(喫茶店の前身)の
思い出話が書かれている。
それによれば、“ミルクホールの硝子器に入っている
ケーキは、シベリヤと称する、カステラの間に白い羊羹を
挿んだ、三角形のもの。(黒い羊羹のもあった)……”と
ある。
大正時代のことである。
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「シベリア」風立ちぬ』効果で実際どんな味なの??
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