安倍晋三首相は4日午前の衆議院予算委員会で
ヨルダン軍のパイロットが「イスラム国」によって殺害されて
いたことを強く非難し、テロに屈しない方針を改めて訴えた。
山谷えり子国家公安委員長は、日本におけるイスラム国の活動に
「重大な関心」があると述べた。
安倍首相は、ヨルダン軍パイロット殺害に関する
平沢勝栄委員(自民)の質問に対し
「言語道断であり、大きな憤りを覚える」と発言。
「日本はヨルダンとともにある。ヨルダン政府、国民に心から連帯の
意を表したい」と語った。
さらに、「テロに屈しないというヨルダン国民の意思に
敬意を表したい。日本もテロに屈することはない」
と述べた。
<イスラム国の日本での活動に「重大な関心」>
山谷えり子国家公安委員長は
テロ防止に向けた警察の対応を問われ、イスラム国の
「日本国内での活動実態に重大な関心を持ち、さまざまな手法で
関連情報を収集、分析している」と述べた。
その上で
「(イスラム国)関係者と連絡を取っていると称する人や
ネット上で(イスラム国)支持を表明している人がいることを承知
している」と語った。
さらに山谷委員長は
人質救出に警察の特殊部隊を派遣する可能性について
警察権を海外で行使することは
「否定されるものではないが、当該国の同意が必要」と述べた。
その上で、特殊部隊はあくまで国内向けの治安部隊と
の認識を示した。
このほか岸田文雄外相は
殺害されたジャーナリストの後藤健に対し、電話や面会を通じて
渡航をやめるよう働きかけたことを明らかにした。
岸田外相は「9月下旬、10月上旬に電話で
10月中旬には面会して
合計3回にわたって外務省担当部局から
危険な地域には渡航しないよう注意喚起をした」と
語った。
http://jp.reuters.com/article/jp_islamicst/idJPKBN0L
800S20150204
湯川さんの個人情報を密告した
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