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中韓への謝罪は非生産的 「どんな表明あっても日本に不満述べる」 米識者から続々

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【緯度経度】中韓への謝罪は非生産的
どんな表明あっても日本に不満述べる」 
米識者から続々(1/3ページ)
産経ニュース
http://www.sankei.com/column/news/150131/clm
1501310005-n1.html

安倍晋三首相の戦後70年談話は謝罪の表明
含むべきか。


オバカ米政権は国務省報道官の言明などでその表明を望む意向を
ちらつかせる。


だが同じ米側でも民間の識者の間では
日本のこれ以上の謝罪表明は不毛であり、中韓両国との関係改善や
和解には寄与しない
、との意見も目立ってきた。

米大手紙ウォールストリート・ジャーナルは
同紙コラムニストで中国やアジアの専門家のアンドリュー・ブラウン氏
の「日本にとって謝罪表明は難しい技だ」と題する論文を掲載した。



同氏は安倍首相が70年談話で日本の戦時行動を全面的に謝罪して
中韓両国との関係改善や東アジアでの和解を図るべきだという声

米国でもあがっているが、「事態はそんなに簡単ではない」と論じる。


同氏はそのうえで
日本がすでに当時の宮沢喜一首相や村山富市首相らが
数え切れないほど謝罪を述べてきたことを強調

それでも中韓両国との
関係改善」や「和解」をもたらさなかったと指摘した。



とくに「中国は共産党政権が反日感情を政権保持の支えにし
『謝罪しない日本』を軍拡の正当化の理由に使っている」から
日本の謝罪は決して受け入れないというのだ。



ブラウン氏は
同論文のなかで米ダートマス大学准教授の若手日本研究学者
ジェニファー・リンド氏の近著
「謝罪国家=国際政治での謝罪」から
安倍首相がなにを述べても中韓両国を満足させはしない」という
見解をも引用していた。



とくに中国は日本からどんな謝罪の表明があっても
不満を述べ続ける
」というリンド氏の予測が強調された。

リンド氏はここ数年、米国の大手紙誌への寄稿で日本の
「謝罪の危険」を説き、以下のように述べてもきた。

 「日本の戦時の行為の対外的な謝罪は非生産的であり
やめるべきだ。謝罪は国内的な分裂をもたらす」

 「日本は戦後の民主主義確立、経済繁栄、平和的努力などを
対外的に強調すべきだ」

 「中国共産党が自らの統治の正当性を支えるために
国内の反日感情をあおってきたことは周知の事実だ

米国のウェスリアン大学教授の
国際政治学者アシュラブ・ラシュディ氏
は近著で国家による謝罪一般について「謝罪は相手の許しが
前提となり心情の世界に入るため、そもそもの謝罪の原因と
なった行為の責任や歴史の認識を曖昧にしてしまう」と主張し
謝罪の効用自体を否定していた。



米オークランド大学教授の日本研究学者ジェーン・ヤマザキ氏は
近著「第二次大戦への日本の謝罪」で、戦後の日本は異様なほどの
回数、謝罪した
として、他の諸国は対外的な国家謝罪は自国の立場
の国際的な低下、自国民の自国への誇りの傷つけ、もう自己を弁護
できない自国の先人への不公正などの理由により、しないのだと
報告していた。

 ヤマザキ氏はさらに、日本の国家謝罪を外交手段とみるならば
完全な失敗だとして「首相レベルで中韓両国などに何度も謝罪を
述べたが、関係は改善されず、国際的にも日本が本当には反省
していないという指摘が消えていない」と論じるとともに


「謝罪が成果をあげるには受け手がそれを受け入れることが
不可欠だが、中韓両国は歴史問題での日本との和解の意図は
ない
」と結んでいた。

安倍首相はこうした見解を
                             どう受け取るか。








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