Facebook、Twitter、LINEなど、人と人とを簡単に
繋げてくれるSNSのサービスは、時としていじめの
ツールになり得ます。
ネット上でのいじめは、日本を始め世界中で深刻な
問題となっているのです。
この現実を根絶するべく、アメリカ・フロリダ州に
住むトリーシャ・ブラブさんが、ネット上
でのいじめについて訴えます。
2013年の秋、学校から帰宅したトリーシャさんは
信じられないニュースを目にします。
それは同じくフロリダに住む13歳の女の子が、SNS上で
受けたいじめを苦に飛び降り自殺をしたというものでした。
この衝撃的なニュースをきっかけにトリーシャさんは
SNS上のいじめについて考えるようになります。
独自に調査をおこなうと
ネットのいじめを苦に自ら命を経っている人が
世界にはたくさんいることを知りました。
軽い悪口から、心に深く残る中傷まで、SNSでのいじめは
様々な形で行なわれていたのです。
SNSのメッセージで「この世界からお前が消えてしまえば
いいのに」と言われた少女が
寝室のクローゼットで首をつった状態で母親に
発見されたという痛々しい事件もありました。
トリーシャさんは、これらの事件の加害者が心無い
行動を取る前に説得することが出来ていたら
一人でも多くの命を救えたのではないか
…と考えました。
トリーシャさんの調べによると、ネット上で侮辱的な
発言をする12歳~18歳の若年層は
19歳以上のグループに比べ4割も侮辱的な発言に
意欲的なのだそうです。
ある文献には、「未成年の脳は、考える前に行動に
移してしまう傾向がある。
判断能力を担う前頭部は25歳頃にようやく完成する」
と記されています。
つまり、若ければ若いほど脳は発達しておらず
不道徳な行ないをとってしまうということなのです。
「若者の脳はブレーキがない車」このワードにヒントを
得たトリーシャさんは、とある実験を開始しました。
それは、ユーザーが誰かを侮辱するような書き込みを
しようとした時に「本当に投稿しますか?」
というメッセージを表示する「Rethink」という仕組みを
取り入れる事でした。
1500件を対象に行なわれたこの実験では、なんと
93%の若者が投稿を取りやめました、
「待って、本当にそんな侮辱的なコメントをするの?」
という一言で、ネットいじめとなる発言を
71.1%から4.7%にまでに減少させることに
成功したのです。
トリーシャさんは新たに開発した「Rethink」を引っさげ
Googleサイエンス展覧会に出席。
見事グローバルファイナリストになり
アメリカ暫定特許権を取得しました。
現在はより多くの人に活用されるのを目指すべく
クローム用の拡張ブラウザと携帯端末用のアドオンの
作成をしているとのこと。
http://whats.be/106644
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1422346232/
子供同士のSNSイジメを激減させる非常に簡単で
画期的な仕組みを14歳の少女が発案
子供にインターネットを
使わせない
親の目を盗んで
使うんだから、しっかり
親がネットがどういう
ところか教育した上で
使わせた方がいい。
危険なものから遠ざける
のは本当の解決法じゃない。
これって最近の子供ケータイ
に搭載されてなかったっけ?
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