ネットバンキングを利用している都市銀行から送られてきた
乱数表と、通帳に残る不正送金の振込記録。
振込先は見知らぬ人の個人口座だった。
「それはウイルスです」。
大阪市内の自営業の40代女性は、銀行員の言葉に耳を
疑った。
パソコン(PC)にはウイルス対策ソフトを入れていたはず。
なのに、口座を確認すると見知らぬ女性名義の口座に
196万円が振り込まれていた。
個人情報を盗まれ、ネットバンキングに不正アクセス
されたのだった。
6月11日朝。都市銀行のネットバンキングのサイトを
開いた。
「振込」を選ぶと、 「誕生日」と「銀行から送られてきた乱数表」
の数字を入力するよう求める画面が現れた。
「いつもと違う」。
そう思ったが、PCにはウイルス対策ソフトが入れてある。
「きっと不正アクセス対策でシステムが変わったんだ」と考え
求められた事項を入力した。
すると画面に「ただいま読み込み中です」とのメッセージが
出現し、操作できなくなった。
女性の口座から別の口座に不正送金されたのだった。
すぐさま銀行に連絡したため、不正送金先の口座を凍結
でき、預金は戻った。
だが、大阪府警が行った自分のPCの解析結果に驚いた。
ウイルスだらけで、ウイルス対策ソフトが見当たらなかった
からだ。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/photos/140802/waf14080223410033-p1.htm
メインバンクをネットに繋いだ
時点でアウト。
ネット決済用の口座には最低限度
の額しか入れては駄目。
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ネットバンキングから預金を不正送金される話し。ウイルス対策ソフトまで無効化されてしまう
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